最初に驚かされたのは、そのボリュームだった。 「なるほど、店の名前の由来はそこか!」と納得しつつも、「この年齢(気持ちだけは若いのだが)にその量はツライなぁ」と思い、客層は若者が主体なのかと店主の阿嘉宗明さんに尋ねてみると、「もちろん若者も多いけど、家族連れも多いし、あとはやっぱり外国人かな・・・」 なるほど!そういえば、私が育った東京都下にも近くに横田基地という米軍基地があり、そのすぐ脇のピザレストランで注文したとき、一品一品のボリュームに驚かされたことがあった。 若者や外国人でもこのボリュームなら満足できるだろう。ちなみにうちでは夫婦でセットをひとつ注文すれば充分かも・・・。 おどろくほど豊富なメニューのバリエーションにも脱帽するが、メインのメニューだけでなくつけあわせなどにも味へのこだわりが見える。味に関しては、最近流行りの“九州系とんこつ”のような重いパンチではないが、じわじわと効いてくるジャブのようで、気がつくと次回もまた同じものをたのんでしまうような感じであるが、文章で表現するより、実際に体験すればその美味しさはわかるはず!!さらに料金はうちなー価格!!(とってもリーズナブルの意)。 さらにピーク時を迎えた厨房の中を見ると、さすがは職人芸とも感じる店主の注文さばきと、中華鍋を振る姿はどことなく心地よささえおぼえます。 だから(ウチナーグチならば“だからよー”).このコザ(沖縄市)という地で二十数年もの間愛され続けてきているのであろう。 実は以前、この店は「ポパイ」という名前で営業していたのだが、ある日アメリカの同一名のレストランチェーンより、商標に関して店名使用差し止めの警告文書が届き、それまでたくさんの人々に親しまれてきた名前を泣く泣く変更させられたとの事。 阿嘉さんは、「いやー、あの時は看板を掛け替えたり、TVコマーシャルをしたり、いろんな事があって、とっても大変だったわけよ。」と話をしてくれた。街のラーメン屋さんに対してそんな事が起こるなんて、さまざまな人に愛され、有名になりすぎてしまったからではないであろうか? 阿嘉さんのお奨めの一つ“キムチラーメン” ラーメンにただ自家製のキムチを入れるのではなく、まず沢山の野菜とキムチを炒めたものを醤油ベースのつゆにのせたもので、味はというと辛さというよりキムチと野菜と豚肉の甘みとコクが複雑に絡み合ったのタンメンという感じがした。ちなみにお店のタイトルの箇所にある写真では何かアンバランスなものを感じた方もいるかとと思うが、箸が小さいのではなく器とレンゲが大きいのが原因であろう。それほどボリュームがある証拠!